空が青いって誰が決めたの?
本当に顔立ちがいい男…。
でも答え間違ったら
いやな男…として
私の脳に刻み込まれる


「竜宮さん聞いてる?
今は数学の時間です」



教科書の角で叩かれた
痛い…な
ズキズキ痛む



今度のテストで100点取ればさっきのことは水にながされる


頭を手で触りながら
痛みをひくのを待った。



「あはは!だいじょうぶだった?頭」


休み時間になって半分くらい心配された



余程音が大きかったらしい



「大丈夫…」

「あっ!また情報小耳にはさんだよ?!」



片方の耳をジャスチャーのように触った



「ん?何…。」

「女子に人気no1の子だよ!」



ああ…前いってた…。
でも前より言い方がランク
上になってる気がする。




「どんな情報?」

「あんまり女子に興味わいたことないんだけど、
最近いたらしいよ…。」



ふーん、そんな男が
興味わく女子ってどんな人
だろ…。



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