空が青いって誰が決めたの?

彼女は信じることを忘れてしまっている

太陽がが沈めば明日には
上がるのは当然のこと


だけど…丸一日わたしは
月に照らされていたい


太陽は明るすぎていや



「瑞葵、太陽にらんでるよ?」

「だって嫌いだから」



目の前に奈々がいない訳は
そこにあった


確かに私は太陽の方をむいている


奈々の方をみても、顔が
はっきりみえない



おまけに眼球が死にそう



「そういえば、あの男とは
どうなったの?」


「普通かも、」


「普通って…」


「答え見つけられよだって
私も含めて」


「良かったね!一緒に
見つけてくれる人がいて!




でも私は参加していないのかもしれない



私も青だと思う、だって
この前の美術で空を青く
してしまったから



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