空が青いって誰が決めたの?
昼休みになって、ミルクティーを飲みながら、奈々の
話を聞いている



「瑞葵!渚君のことどこが
いやなの?」


「いやじゃないけど、すきじゃない…。」



不思議そうに私をみてから
自分のお弁当に目を戻す



でも…、渚は考えてくれて
いるかもしれない…


昔のことを渚に話したら
ひかれる。
というより、話したくない



相談したら、乗ってくれるはず、だけどそれは一瞬だけ



私は奈々が弁当に気をいっている、隙に



心の中で溜め息をついた


でもなぜか、屋上に行く際
ちょっと退屈が無くされる



自分でもなぜだか、わからない
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