空が青いって誰が決めたの?
「なんでそんなことが言えるの…」




渚の目は真剣で惹き付けられる




「自分がそうされたら、相手がそうなったとき痛みはわかると思うから」


「うるさいッ恩義なんてない」




あやまちを反省する人はいるかもしれないだけど極わずかな人だ




自分がしたことはすべて忘却のかなたに消える





「悔俊のような人は極わずかだ」


「お前は…人にずかりついたことないのか?」


「すがりついた結果がいつもあーなったからもうしない」




騙される仕打ちなら信じなければいい話だ




「聞くよ…、瑞葵、さっきお前は俺がこないのを置いていかれたのかと勘違いしたんだろ?」





透明な優しい見えない私の粕かな光




消えていく有限なものだと
思うから一生ものには
できないんだ




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