【詩】Shining way
13.意地悪な神様
「あなた」が「卒業」するってことは
もうひとつの接点もなくなってしまうってこと
今日は来るはずもないあなたを
ずっと待ってたの
なのに
私が帰ろうとしたら
あなた来るんだもん
もう少し先輩が早く来てたら
まだ帰らなかったのに
もう少し私が早く帰ってたら
先輩と2人で話すチャンスがあったのに
―…今日が神様のくれたラストチャンスだったかもしれないのに
苦しくて
切なくて
本当にもう会えないまま
先輩の記憶が塗り替えられて「私」の存在なんて
すぐになくなっちゃうよ
こんなに「恋」で苦しくなったの
―…あなたが初めてです