takaramono
第3章

~Natural~

《あの頃のあたしは
 無理をして
 いたのかもしれない。

 気持ちばかりが
 先回りしていた。


 見返りを求めない
 貴方の愛にも似た力は

 あたしを心底
 支えてくれたんだ。


 自然に
 ゆっくり
 そして自分らしく…



 あたし、新しい朝を
 迎える事できそう。



 少しそう思えてきた
 んだ。


 あたしは
 そう思えた事が
 嬉しかった。
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