takaramono
午前0時の車
送りの車がない。
でもタクシーに乗る気もしない。
こういう時は彼氏が必要。
居酒屋駐車場午前0時前…
痛く辛い一つの恋が終わった22の秋。
この際ワルイ女になろうと麻衣と二人宣言した。
とは言え…
回りは楽しそうな団体ばっか。
駐車場でふてくされている二人。
秋の夜のタンクトップの寒さは身に染みる。
せっかくメイクしてオシャレしたってこれじゃ意味ない。
今日は帰ろ帰ろ。寝よ寝よ。
タクシータクシー。
フォンフォーン…
ちょっぴりかっこいいクラクションの音があたし耳に鳴り響いた。
でもタクシーに乗る気もしない。
こういう時は彼氏が必要。
居酒屋駐車場午前0時前…
痛く辛い一つの恋が終わった22の秋。
この際ワルイ女になろうと麻衣と二人宣言した。
とは言え…
回りは楽しそうな団体ばっか。
駐車場でふてくされている二人。
秋の夜のタンクトップの寒さは身に染みる。
せっかくメイクしてオシャレしたってこれじゃ意味ない。
今日は帰ろ帰ろ。寝よ寝よ。
タクシータクシー。
フォンフォーン…
ちょっぴりかっこいいクラクションの音があたし耳に鳴り響いた。