takaramono
「理解してくれる人だった。でも俺の気持ちが無くなってしまって別れたんだ。」


「そうなんだぁ。」

流す。

でもハル君と
出会って初めて


嫉妬した……



「いぃんじゃん?頑張りなよ。」


大人振った。


でもハル君は素直だった。


「ありがとう。すげぇ嬉しい。
 あーよかった。伝える事できてマジすっきりしたぁ。」


子供のようだった。

笑顔過ぎて目が無くなる程に喜ぶ。



初めて嫉妬をして

初めてハル君を愛しく思った。





「キスしていい?」
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