takaramono
ハル君はそんな事思ってなかったと思う。


仕事に対してそんな安易な気持ちで働いていない。


働く事にちゃんと
意義と誇りを持っている。



心配性で弱虫、世間をろくに知らないあたしの為にわざと言ってくれた。



気持ちを大きく持って
前向きに前向きに…


そう伝えたかったんだと思う。


あたしハル君のお陰で

また一つ強くなれたよ。


二つ違いのハル君。

その日はお兄ちゃんみたいな存在だった。
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