Expansion-エクスパンション-
「なんというエネルギーだ……」
権天使の1人は部屋を見回した。
「これはマナ・グロウブの……」
「そう。このエネルギーにより次元の扉は開かれる」
増大していくエネルギーにアルシオは口の端をつり上げた。
「!」
白銀は魔法円の文字と位置に気が付いた。
「シルヴィ!」
そこへディランたちが現れて白銀は「まずい!」という顔をする。
「ディラン逃げろ! そこにいてはだめだっ」
必死に声を張り上げた白銀にナナンはすぐに察した。
「こりゃまずい! 白銀のいる魔法円に入るのじゃ!」
「え? どういうコト?」
「いいから走らんか!!」
首をかしげているエイルクにナナンは怒鳴る。
「!」
駆け足で魔法円に入ってきたナナンたちにアルシオは小さく舌打ちした。
権天使の1人は部屋を見回した。
「これはマナ・グロウブの……」
「そう。このエネルギーにより次元の扉は開かれる」
増大していくエネルギーにアルシオは口の端をつり上げた。
「!」
白銀は魔法円の文字と位置に気が付いた。
「シルヴィ!」
そこへディランたちが現れて白銀は「まずい!」という顔をする。
「ディラン逃げろ! そこにいてはだめだっ」
必死に声を張り上げた白銀にナナンはすぐに察した。
「こりゃまずい! 白銀のいる魔法円に入るのじゃ!」
「え? どういうコト?」
「いいから走らんか!!」
首をかしげているエイルクにナナンは怒鳴る。
「!」
駆け足で魔法円に入ってきたナナンたちにアルシオは小さく舌打ちした。