あいのうた
「久しぶりだな。緋芽。」

あたしはただ棒直になってしまって喋りかけることすらできなかった。

「冬馬様、任務完了しましたあ♪」

詩央が甘えるように冬馬にすがりつく。


寒気がしてきた。

あんな気ィ強い詩央がこんなに…。

「緋芽、俺の奴隷にならないか?」



・・・・・?

はい?何言ってんだ。こいつ?

「冬馬さん。何言ってるんですか?」

「ここの女にように奴隷になれ。」
< 6 / 37 >

この作品をシェア

pagetop