蝶の涙
「沙弥〜寒いから早く
ターゲット見つけよ」
いつも男のターゲットを
見つけて男の金で遊ぶ。
けどいつもなら
軽そうな馬鹿な
男がいるのに今日は
いない。
いねぇじゃん…
はぁ〜どうしよ…
「沙弥〜まだかよ」
「今日馬鹿なヤツ
いねぇし」
「アイツは?馬鹿そう
じゃね?絶対沙弥なら
おとせるから!!」
摩耶が指差してる
男をみるといかにも
キャラそうなヤツ。
絶対おとす。
「摩耶。今日はあんまり
贅沢できないよ」
「いいよ〜別に〜」
あたしはそいつの
ほうに近づいた。
そしたら足音にきずいて
男があたしを見た。
綺麗すぎる瞳....
汚いという言葉から
かけはなれてるヤツ。
「キミ俺になんか用?」