約束
蘇るstory
そよそよ・・・
秋の風がふくころに
私たちは小さな公園で出会った。
「うっ・・・ひっく・・・」
迷子になってしまった私。迷ったあげく、小さな公園についた。
悲しくて悲しくて泣き出してしまった。
そんなときだった。
「どうしたの?だいじょうぶ?」
私と同じくらいの男の子が駆け寄ってきて声をかけてくれた。
「うっ・・・うえ・・・まいごに・・・なっちゃったの・・・」
「そうなの?あっ!けがしてる!」
途中で転んでけがをしているところから血がでていた。
「ぼくのばんそうこうはってあげる!いたいのいたいのとんでけ~」
痛くて痛くてしょうがなかったのに、嘘のように痛みがとんでいったことを今でも覚えている。
「だいじょうぶ。ぼくがいっしょにいるよ。ふたりならこわくないよ。」
男の子はずっといっしょにいてくれた。
そしてしばらくたった後、お母さんが見つけてくれた。
あのときのことをお母さんは、きっと今頃泣いていると思って必死になって探して見つけたときに笑顔の私をみてびっくりしたといっている。
そしてしばらくたった後、お礼をしにいこうとお母さんと公園の近くの家を訪ねていったら、もう引っ越していったということを聞いたんだ・・・・
優しかったあの子。
今頃・・・・何してるのかな。
今思えば、あの子が私の初恋だった。
もう一度でいいからあの子に会いたい。
そう思うようになっていた。
秋の風がふくころに
私たちは小さな公園で出会った。
「うっ・・・ひっく・・・」
迷子になってしまった私。迷ったあげく、小さな公園についた。
悲しくて悲しくて泣き出してしまった。
そんなときだった。
「どうしたの?だいじょうぶ?」
私と同じくらいの男の子が駆け寄ってきて声をかけてくれた。
「うっ・・・うえ・・・まいごに・・・なっちゃったの・・・」
「そうなの?あっ!けがしてる!」
途中で転んでけがをしているところから血がでていた。
「ぼくのばんそうこうはってあげる!いたいのいたいのとんでけ~」
痛くて痛くてしょうがなかったのに、嘘のように痛みがとんでいったことを今でも覚えている。
「だいじょうぶ。ぼくがいっしょにいるよ。ふたりならこわくないよ。」
男の子はずっといっしょにいてくれた。
そしてしばらくたった後、お母さんが見つけてくれた。
あのときのことをお母さんは、きっと今頃泣いていると思って必死になって探して見つけたときに笑顔の私をみてびっくりしたといっている。
そしてしばらくたった後、お礼をしにいこうとお母さんと公園の近くの家を訪ねていったら、もう引っ越していったということを聞いたんだ・・・・
優しかったあの子。
今頃・・・・何してるのかな。
今思えば、あの子が私の初恋だった。
もう一度でいいからあの子に会いたい。
そう思うようになっていた。