主従関係
ドキドキと胸打つ心臓を押さえ付け、直人様をチラリと盗み見る。


直人様はソファに座るとおいでおいでと手招きをした。


直人様の近くまで寄るとソファの自分の隣をポンポンと叩き、座るように促された。


恐る恐る横に腰をかけた。


「今日ぐらい実家で休めば良かったのに。」


「……あ、いえ。気になることもありましたし…。」

「そっか…。」


どうしよう……。


///緊張して直人様の顔を見れない……。


「今日さ…。元気ないような気がして気になったんだ……。」


直人様が子犬のような目で心配そうに私を顔を覗いてきた。


ドキンっ!!



///どうしよう!!


私……顔真っ赤なはず!!
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