【一話完結×短編集】ビター&スィート
別々の高校に進み


いつだったかな…




でも…私が電話したのが

きっかけだったよね




今では

何を話したかすら


…覚えてないや



それぐらい緊張してて…





…緊張しすぎて



ボタンを押す指が


僅に震えてたのは


覚えてるよ






曖昧な関係





それでも

ずっと好きだったから…




傍に居たかったんだ





いつかは特別になりたいって…





私の“好き”って言葉


いつも曖昧に返すだけだったよね…



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