フレアップ!!上巻



・・・・・・俺が誰かを・・・好きに?




まさかな。




自分でも小さく笑ってみると、アホくせぇと薄っぺらい疑問はゴミ箱行きとなった。






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教室はまだ山中のケータイ捜索中のようで、数人の男子が必死に何のメリットもない汗を流していた。


俺と荒太に お前も探せよ という女子たちの命令が入ったが、華麗に無視。


だって俺たち反抗分子だもん
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