あたし÷俺様王子=禁断
もうトーストをくわえてもいないのに高校に着いた途端、みんなの注目を一心に集めたのはママだった。
ダークブラウンの髪にかわいいカンカン帽を被り、ギャルっぽいメイク。パステルカラーの半袖ワンピに真っ白なショートパンツ。そして、ハイヒール。
170センチのスレンダーな身体だからカッコ良くは決まってんだけどさ。
この寒い中、肌を露出しまくりの明らかに入学式に相応しくない大人かわいいファッションで現れたのだから無理もないよね。
『今さらだけど、ちょっとママ、そのカッコ入学式に着て行く服としてはいくらなんでもアレだよね……』
「あら、そう?
まぁ、母親としては派手かも知れないけど、チャラいお姉ちゃん設定だったら全然問題ないじゃん♪」
『設定って言われても。
てか、チャラいカッコって自分で認めちゃうんだ。
とにかく、早くしないと遅れるから入学式会場の体育館に急いで入るよ』
「はぁーい♪」
こうして、あたしはチャラいお姉ちゃん設定のママと一緒に体育館に入った。
そして、入学式お約束のお偉いさん達の長い挨拶に退屈してた時、急に腹痛に襲われたあたし……
ダークブラウンの髪にかわいいカンカン帽を被り、ギャルっぽいメイク。パステルカラーの半袖ワンピに真っ白なショートパンツ。そして、ハイヒール。
170センチのスレンダーな身体だからカッコ良くは決まってんだけどさ。
この寒い中、肌を露出しまくりの明らかに入学式に相応しくない大人かわいいファッションで現れたのだから無理もないよね。
『今さらだけど、ちょっとママ、そのカッコ入学式に着て行く服としてはいくらなんでもアレだよね……』
「あら、そう?
まぁ、母親としては派手かも知れないけど、チャラいお姉ちゃん設定だったら全然問題ないじゃん♪」
『設定って言われても。
てか、チャラいカッコって自分で認めちゃうんだ。
とにかく、早くしないと遅れるから入学式会場の体育館に急いで入るよ』
「はぁーい♪」
こうして、あたしはチャラいお姉ちゃん設定のママと一緒に体育館に入った。
そして、入学式お約束のお偉いさん達の長い挨拶に退屈してた時、急に腹痛に襲われたあたし……