あたし÷俺様王子=禁断
「縁日で売られているヒヨコは卵を産めないオスって相場は決まってんだよ。
最近はさ、目立たせるためにヒヨコをピンクにペインティングする心無い業者もいるから困ったもんだぜ。
そのヒヨコ、弱ってるから上手く育てないと、すぐに死んじゃうぜ」
あたしは彼の言っている事は難しくて理解出来なかったんだけど、最後の「すぐに死んじゃうぜ」その言葉だけは理解出来たんだ。
『えっ、ひなはすぐにしんじゃうの?
そんなのイャだょ……
うっうっうぇぇぇぇーん』
「あっ、ゴメン。
いゃ、大丈夫だ。上手く育てたら死なねぇって」
『ほんとぉ??』
「本当だよ。
お兄ちゃんが上手に育てる方法を教えてあげるから」
『わぁーぃ♪』
「そうだ。
その笑顔だ。
女の子はいつも笑ってないとダメだぞ。かわいい顔してんだからさ」
『うん♪♪』
最近はさ、目立たせるためにヒヨコをピンクにペインティングする心無い業者もいるから困ったもんだぜ。
そのヒヨコ、弱ってるから上手く育てないと、すぐに死んじゃうぜ」
あたしは彼の言っている事は難しくて理解出来なかったんだけど、最後の「すぐに死んじゃうぜ」その言葉だけは理解出来たんだ。
『えっ、ひなはすぐにしんじゃうの?
そんなのイャだょ……
うっうっうぇぇぇぇーん』
「あっ、ゴメン。
いゃ、大丈夫だ。上手く育てたら死なねぇって」
『ほんとぉ??』
「本当だよ。
お兄ちゃんが上手に育てる方法を教えてあげるから」
『わぁーぃ♪』
「そうだ。
その笑顔だ。
女の子はいつも笑ってないとダメだぞ。かわいい顔してんだからさ」
『うん♪♪』