あたし÷俺様王子=禁断
あたしが絶望に支配された瞬間
トイレのドアは開いた。
「あら、お医者さんゴッコも度が過ぎているみたいね」
「あっ……」
『ママ!!!』
「トイレ行きたかったからドライバーでねじってカギ開けちゃったぁ〜」
相変わらずに能天気な台詞とは真逆の険し過ぎる眼差しでママはカイを睨み付けていた。
こんな恐い表情のママを見たのは初めて……
「おい、カイ、何やってんだよ!!!」
お兄ちゃんが駆け寄って来た。
「い、いゃ、
ちょっと、これには事情があって……」
「黙れ!!
俺の大切な妹に手を出すヤツは誰であろうとも許す訳にはいかないんだ!!!」
その瞬間
お兄ちゃんは
カイをトイレから引きずり出し、力一杯ぶん殴った。
トイレのドアは開いた。
「あら、お医者さんゴッコも度が過ぎているみたいね」
「あっ……」
『ママ!!!』
「トイレ行きたかったからドライバーでねじってカギ開けちゃったぁ〜」
相変わらずに能天気な台詞とは真逆の険し過ぎる眼差しでママはカイを睨み付けていた。
こんな恐い表情のママを見たのは初めて……
「おい、カイ、何やってんだよ!!!」
お兄ちゃんが駆け寄って来た。
「い、いゃ、
ちょっと、これには事情があって……」
「黙れ!!
俺の大切な妹に手を出すヤツは誰であろうとも許す訳にはいかないんだ!!!」
その瞬間
お兄ちゃんは
カイをトイレから引きずり出し、力一杯ぶん殴った。