彼は甘くてほろ苦い
「珍しいな。隼人もカラオケに行くなんて」
隼人はうるさいとこが嫌いだからカラオケなんて珍しい。
「お前を1人にするくらいならカラオケくらい平気だっつの。」
そーいえばこころが死んでから隼人はいつも一緒にいた。
あれは俺のためだったのか・・・。
あのことを知ってる奴がほかにいないから辛くなるかもしれないって思ったんだろうな・・・。
「サンキュ。隼人」
「気にすんな。お前と俺の仲だろ?」


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