彼は甘くてほろ苦い
「どーしますか…?」
あたしは裕に聞いた。
「俺布団なしで寝るから布団使いな?」
「裕が風邪ひいちゃいますよ…」
「でも一緒に寝るわけにはいかないっしょ」
「あたしは大丈夫ですから!!掛け布団だけ別々にしましょうよ」
「んー。わかった。ありがとな」
「はーい。じゃああたしはもう寝ますね」
「俺も寝るー…。おやすみ」
あたし達は隣で寝た。
密着しすぎてドキドキしまくりだ。
けど今日のところは仕方ない。
今日ちゃんと寝れるかな…


< 30 / 77 >

この作品をシェア

pagetop