彼は甘くてほろ苦い
side-実優
裕って可愛いのかかっこいいのか…
なんかわかんないなあ…
てゆーか、会ったばっかなのに2人でコンビニとか大丈夫なのかな!?
まあ大人と子供だし大丈夫か。
てゆーか5月の夜ってこんな寒かったっけ!?
寒すぎてあたしは震えていた。
「実優寒いの?」
裕が優しく聞いてきた。
「はい、ちょっとだけ…」
「じゃあ、はい。」
パサ…
裕はさっきまで着てた上着をあたしに掛けてくれた。
「え…?あの、大丈夫ですよ?」
「震えてる体で言っても説得力ねーよ?」
ドキっ
「あ…あの、でも大丈夫ですから…」
「いいから着てな~!!」
「あ…ありがとうございます。裕さんは「裕。」…裕は優しいんですね」
「誰にでも優しいわけじゃねーよ?」
ドキン
あたしの勘違いだよね…
25歳の大人が16歳のあたしなんか相手にするはずがない。
うん、からかわれてるんだ。
裕って可愛いのかかっこいいのか…
なんかわかんないなあ…
てゆーか、会ったばっかなのに2人でコンビニとか大丈夫なのかな!?
まあ大人と子供だし大丈夫か。
てゆーか5月の夜ってこんな寒かったっけ!?
寒すぎてあたしは震えていた。
「実優寒いの?」
裕が優しく聞いてきた。
「はい、ちょっとだけ…」
「じゃあ、はい。」
パサ…
裕はさっきまで着てた上着をあたしに掛けてくれた。
「え…?あの、大丈夫ですよ?」
「震えてる体で言っても説得力ねーよ?」
ドキっ
「あ…あの、でも大丈夫ですから…」
「いいから着てな~!!」
「あ…ありがとうございます。裕さんは「裕。」…裕は優しいんですね」
「誰にでも優しいわけじゃねーよ?」
ドキン
あたしの勘違いだよね…
25歳の大人が16歳のあたしなんか相手にするはずがない。
うん、からかわれてるんだ。