美人薄命


「これで一通りかな。判らないとこある?」


お昼になる頃、私は小池くんに大体の仕事内容を伝え終えた。


「はい、大丈夫です。」


「じゃあ、また判らない事があったら聞いてね。」


「はい、有難うございます。」


出た、必殺アイドルスマイル。
周りの空気がキラキラしてる気がする。



「先輩〜♪ランチ行きましょ〜♪」


「あ、うんいいよ。」


「あっ小池さんも一緒に行きましょ〜♪」


あぁ、そっちが目的ね。


私たちは外へランチを食べに行く事にした。


「おっ飯行くの?俺も行くわ!」


隆司くんも加わり、百合ちゃんはさらに嬉しそうにしていた。

確かに隆司くんも爽やかな感じで人気あるもんね。



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