美人薄命


後日いつものように仕事帰りにHangoutへ。


「で、懐かれちゃったんだ♪」


芽衣が小池くんの話を面白そうに聞いている。


「懐かれる…まぁそうかも。何か弟というか犬っぽいというか。」


「犬っぽい?」


明日香が不思議そうに呟く。


「尻尾ブンブン振ってる感じ。」


「あぁなるほど。」


その場に居た皆が納得した。


「素直過ぎて困るけど癒されるんだよね〜。」


「まさに犬って感じだね!
今度連れて来なよ、忠犬っぷりみたい♪」


「あっ私も興味ある!」


芽衣の言葉に明日香までも乗ってくる。


「まぁ機会があればね。」


食事をしながら適当に返事をする。


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