池に沈みしモノ
「よく言いますね。何とかしようと思ったら、マカに相談したはずでしょう? でもあなたは逃げた。自分の好き勝手を邪魔されたくなくて、去ったのはあなたでしょう?」
「それは否定できないけどね」
わざとらしく肩を竦めるマノンを見て、カルマの眼がつり上がる。
「マカには強く言われているんですよ。マノンを見つけ次第、すぐに消せ、と」
「ヒドイ姉さんだな。この世にたった2人っきりの双子だって言うのに」
「そんな命令を出させたあなたの方が、ボクは悪いと思いますけどね!」
カルマは地を強く蹴り、マノンに向かって鎌を振り上げた!
しかし!
「なっ…!」
マノンは闇となり、鎌は虚しく闇を切り裂いただけ。
「それは否定できないけどね」
わざとらしく肩を竦めるマノンを見て、カルマの眼がつり上がる。
「マカには強く言われているんですよ。マノンを見つけ次第、すぐに消せ、と」
「ヒドイ姉さんだな。この世にたった2人っきりの双子だって言うのに」
「そんな命令を出させたあなたの方が、ボクは悪いと思いますけどね!」
カルマは地を強く蹴り、マノンに向かって鎌を振り上げた!
しかし!
「なっ…!」
マノンは闇となり、鎌は虚しく闇を切り裂いただけ。