私の可愛い彼氏【短】
でも長い髪はひとつにまとめるだけだし…
ただのウエイトレスの格好だし…

なーんかつまんないな。
女子の男装って。


そう思いながら喫茶に入る私。

このクラスは端がタテで区切られていて、その中に私達のようなウエイトレスが待機する。

そしてそこに入った瞬間目にうつったものを見て思わず噴出してしまう。



「ちょっ!ちょっと金澤超似合ってないんですけどー!」

「宮川うるせー!」

「何?金髪だし。」



クラスメイトの金澤が金髪でロングのカツラを被っている。
おまけに化粧までしていて…
服はフリフリだし、うけるー!



「あははははは!」

「笑うな!」

「だっておかしーもん!」

「うるせー!」



そんな会話をしていると、壁からクラスメイトが顔を出した。



「ちょっとー誰か注目聞いてきてー。」

「はーい。」



私はそう言って注文を取りに行った。
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