私の可愛い彼氏【短】
注文を任された席には男二人組がいた。



「サンドイッチ二つと、ウーロン茶二つ。」

「はい、サンドイッチ二つとウーロン茶二つですね。かしこまりましたー。」



私は食券を受け取り、隣りにあるキッチンに向かった。



「サンドイッチとウーロン茶二つお願いしまーす。」


そう言うと混合っていないおかげで1分もしないうちに二つとも出てきた。



「有り難うございますー。」



そう言ってお客さんのもとへと戻る。



「お待たせしました、サンドイッチとウーロン茶二つです。」

「おっ早。」

「有り難うー。」



そう言って1人の男が私を見て微笑んだ。

私もそれを見ていちよう微笑んで、戻ろうとした。


でも…

あれ?

なんか左手首が…


私は自分の左手首を見ると、さっき微笑んだ男が私のそれを掴んでいた。
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