俺様系意地悪科イケメンモデル×双子系姉科ツンデレモデル
「で?みんな蒼士に用があったんじゃないの?」
「は?」
用なんてねぇだろ…。
「Σはっ!そうでした!!」
あんのかよ!
「あの……」
「…はい?」
おずおずと言いづらそうにしてる女達。
なんだよ…。
「「「サイン下さい!!!」」」
「…はっ?」
CBを俺の前に差し出してそう言ってくる女共に、俺は椅子から落ちそうになる。
…落ちなかったけど。
「サインね~♪あ、これで書くの?ほら!蒼士早く!!」
「…何でお前が仕切ってんだよ」
ペンを受け取った奏が早くしろと俺に促す。
サイン位はした事ある。
読者プレゼントとかポスターとか…だけど雑誌にはした事ねぇ!!
ましてや自分と響夜表紙…。
「ほら、授業始まっちゃうって!」
「…分かったよ」