俺様系意地悪科イケメンモデル×双子系姉科ツンデレモデル
「ちぇっ。美里ちゃんはつれないね~」
「もぉ~遅刻したら色んな所に迷惑かかるでしょう…あ、もしもし!」
言ってる途中で繋がったらしい。
向こうの声がデカイのか、音が漏れてて慌ててるのがこっちにも分かる。
「俺がそんなヘマするわけ無いじゃん。じゃあ俺行くわ」
後はよろしく~そう言って歩き出す。
「え?ちょっと響くん!?」
美里の声に背を向けたまま、手を挙げてヒラヒラと手を振ると行ってしまった。
まぁ、多分すぐそこなんだろうし、歩いて行けんだろ。
美里が慌てて電話で説明をし、切った。
「もう!響くんはまったく…。あ、蒼士、水!」
そう言ってさっきから持ちっぱだったカップを俺に渡して来る。
つーか…