俺様系意地悪科イケメンモデル×双子系姉科ツンデレモデル
「マネージャー呼んでるから行くわ」
組まれた腕を離し、足早にスタジオを後にした。
「蒼士、時間押してから急いで!!」
『わーかってる!!』
一足先に駐車場で待ってた美里に急かされながら車に乗り込む。
「今日もあの子凄かったわね…」
「あぁ…」
誰と言わなくても金魚女の事を言ってるのが分かる。
「よっぽど蒼士が好きみたいね」
「はっ…。さぁな」
あいつはどうだか知らねーけど、俺は興味ねーし。
「まぁ、分かってると思うけどスキャンダルには気を付けなさいよ?」
「あぁ」
あいつとスキャンダルなんてあり得ねーな。
…それに恋愛になんて興味ないし。