─ハウステンボスで逢いましょう─『ずっとアナタが好きでした』

そして、もう一度

今度は凄く自然に互いに手を繋いだ──。


「ねぇ、なんだかお腹空かない?」



と北村さん。



「そういえば…
もうすぐ、お昼ですね。」



「じゃぁ、何か食べに行こうか。なにが食べたい?」




「えっと…なんでも…どうしよう…迷っちゃうなぁ…


何か、北村さんのオススメって、ありますか?」




「俺の?」



「はい。北村さんの」



「俺のねぇ~…そうだなぁ~…」



と、考えている姿もまた素敵。




< 119 / 178 >

この作品をシェア

pagetop