─ハウステンボスで逢いましょう─『ずっとアナタが好きでした』
「えっ!?ちょっと!美咲ちゃん!?」
慌てて、止めようとする北村さんを振り切り
あたしは、馬鹿みたいに
「さようなら。きょうは、ありがとうございました。」
と、頭を下げて2人を残してスタスタと歩き出した。
「美咲ちゃん!?」
と、あたしの名前を呼ぶ北村さんの声と
「雅人ぉ~あたしと一緒にデザート食べに行こう。ねっ!」
っていうジュリアの声がずっと頭から離れない‥。