─ハウステンボスで逢いましょう─『ずっとアナタが好きでした』
「じゃあ、どうして彼をそのジュリアって子と2人っきりにして戻ってきたりしたのよ!?」
「だって!」ベットから起き上がり、真理を見つめた‥。
「だって‥なによ?教えなさいよ。ほら、早く言いなさいよ。」
「だって‥かなわないって‥思ったんだもの‥」
「えっ‥?」
「美人で、可愛くて、スタイル抜群で‥魅力的で‥おまけに‥」
「おまけに‥って、なによ?」
唇‥ギュッと噛み締めて‥
「おまけに!あんな若くて、素直で、正直で、怖いものなんてないように真っ直ぐに自分の気持ち彼にぶつける事ができる、あの子が!‥怖かったんだもの‥」
涙がポトン‥と床に落ちた‥。