─ハウステンボスで逢いましょう─『ずっとアナタが好きでした』
現実という事実
それから暫くの間、泣き続けたあたしの頭を、真理は、まるで小さな子供にするように
「よし、よし」と頭を撫で続けた。
そして、夕日が沈みかけた頃
コンコン♪と部屋のドアを誰かがノックした。
「誰?」
「もしかして、北村さんじゃないの!?」と真理。
「まさか。そんな事‥あるわけないよ‥。」
「とにかく、開けるわよ」と、真理が開けると‥