─ﾊｳｽﾃﾝﾎﾞｽで逢いましょう─『ずっとｱﾅﾀが好きでした』

『ずっと、アナタが‥。』

───それからの事は‥余り覚えていない‥。



気づけば、仕事をしていて‥


気づけば、部屋で１人、ご飯を食べていた。



携帯は‥逃げ帰ってすぐに、携帯が鳴り響いて、「もしもし‥」って出たら


真理の『ちょっと!!美咲ぃ～!!』っていう怒鳴り声が聞こえてきて


その後にすぐに「ごめん」だけ言って、切ってから、一度も電源を入れていない。


彼から、あたしに連絡なんて‥あるはずないし‥。


その前に‥互いの番号なんて知らないから


連絡ある事さえ‥ない。


だから、携帯は、単なる置物と化している。


かわいそうな奴。