─ハウステンボスで逢いましょう─『ずっとアナタが好きでした』
ドキドキしながら顔を上げると
「冷たいね…。」
と、あの時と同じ
優しくあたしを見つめる彼の瞳───…
「北村さん──…///」
「夜風はやっぱり冷たいね。」
「は、はい…あの…」
「こうした方が、暖かいだろう?」
そんな瞳に言葉に
とろけてしまいそう…。
「けど、その///」
「手、繋ぐの、久しぶりだね───」
その笑顔に
あたしの心のジェットコースターは
花火より先に空を舞った。