─ハウステンボスで逢いましょう─『ずっとアナタが好きでした』


ドキン!ドキン!と

鼓動は激しく波を打つ


握られた手はそのままで


気のせいか
さっきより
ギュッと強く握られていた──…。






「北村さ─ん…」



瞳が重なり
彼の瞳に吸い込まれそう…




気づけば


互いに
惹かれるように

顔を近づけ──…



そして──…




唇が…触れた──…



軽く触れただけで、すぐに離れた唇…

恥ずかしさで
視線をそらし

ドキドキしながら
指でなぞる…



すると


彼の手があたしの頬に──…


そして

もう一度…


今度は甘いキスをした──…。






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