─ハウステンボスで逢いましょう─『ずっとアナタが好きでした』


俯きながら考え事をして歩いていると



「見てぇ~噴水だようぉ~キレイだねぇ~」



明るい声が聞こえてきて、顔を上げたら


あの「アモールとプシュケー」の噴水の前に来ていた。




その前には

20歳ぐらいの
可愛い恋人達の姿。



2人で
手を繋いで眺めていた…。




なんか──
いいなぁ…。



それに──どこか懐かしい──




しばらく、ベンチに座って2人を眺めていた。



幸せそうな笑顔。



ホントにお互いが好きなんだろうなぁ~


あんな風に笑えるなんて


いいなぁ~~。





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