教師なわたし

「心の底では気づいてるんでしょ?」

へっ?

「いやいや、気づいてたら悩んでないよ。」

ジーっと朔也くんに見つめられる。

「そうだよね、俺ん時も気づかなかったもんね。」

ギクッ!!

だって分かんないんだもん…。

「ま、よく観察してみたら?」

「うん…。」

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