狼執事とお嬢様♡



「失礼しました。」




貴重な婁唯の敬語も当分見ないだろう…。




そのくらい婁唯は普段から口調が悪い。




教室を出て、ドアを閉めた婁唯。




その閉まったドア越しに、“2人”を見た。







『ッ………』






機嫌悪そぉ~…






私の、せい…?







そんな不安からか、私は婁唯の首に回している腕の力を強めた。






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