狼執事とお嬢様♡
狼執事に心惹かれる!?
『なん、で…?』
いるの?
そう付け加え、今入ってきた人に問いかけた。
ゆっくりと、体を起こした私。
「寝てていいから。
つーか、居るも何も、俺サボリだから。
徒歩で帰ってきたら穂乃歌より帰りが遅かっただけ。」
そぉ言えば、帰るとか言って、帰ったんだっけ…?
私はゆっくりとまたベッドに体を埋めた。
黒い髪をスッと掻き揚げる彼。
タイミングが良いのか悪いのか…
入ってきたのは俊だった。
「で…。何してんの?婁唯クンは。」
「は…?」
完全に本性丸出しの俊。
ソレにキレる婁唯…。
ヤバー…くないですか…?
俊はフッと鼻で笑って
「愛の告白中だったり?」
とかナントカ。
「だったら何だよ?」
挑発に乗って見せた婁唯。
…は?
愛の告白?
だったらなんだよ?
えっとー…熱じゃなくても理解できないと思われるこの2人の発言。
WHAT?