狼執事とお嬢様♡
立ち待ち顔から耳までもが赤くなる私。
「好きな子にんなこと言われると、襲いたくなるんだけど?」
『ッ//////?!』
好きな子ぉ!?私のことですかッ!
支葵ってすぐ人をからかうよねー…
不覚にも、ドキッとしてしまった…
「しかも隣で風邪で弱って寝込んでるし?
マジ、無防備だよな?」
お前。そう付け加えた支葵。
『好きな子…居たんだ?』
からかわないでよッ!
なんて、意味も込めてチョット嫌味っぽく言ってみた。
でも、それは支葵にとっては逆効果で。
「冗談だと、思ってんの?」
『…う、ん。』
ベッドに座り、私のほうへ身を乗り出した支葵。
目が泳いでしまう私…。
情けなーい……
「俺に口で勝とうなんて無理だと思うけど?」
再度ニヤリを笑った支葵。
『ッ…///』
図星だったりー…する…