狼執事とお嬢様♡
「つーか、冗談じゃねぇんだけど?」
『へッ…?』
今度は、親権に私を見つめて。
「ひでぇよな、冗談とか言いやがって…?」
『う…。ゴメンね…?』
私よりずっと背の高い支葵。
今私は寝ているから、超見上げる羽目に…
とゆーか…
冗談じゃ、ない…の…?
「マジ、そんな目してっと襲いたくなるんだけど?」
『なッ////!』
パッと目をそらした私。
今の言葉も、冗談じゃないって言うの?
瞬間、支葵に顎を上げられる。
『ッ何、…///?』
「目。そらされると結構傷付くんだけど?」
『…だって、支葵が…///』
変なこというからッ…
「本気だけど、嫌?」
余裕の上から目線。
超俺様なんですけどー…この狼…。
なんかもぉ、超恥ずかしいんだけどッッ!
だんだんとヤケクソになってくる私。
終いには、
『嫌じゃないよッ…!』
なんて、言い返しちゃって…。