狼執事とお嬢様♡
ここに住むなんて、言わないよね?
さすがにいくらなんでもそれは、ねぇ?

『何処なの?』

「んー?ココ☆」


えぇぇぇ???


ウソだぁッ!
絶対ムリぃ!

何考えてんの婁唯!


「が、よかったんだけどさーー…」

『へッ?』


つ・ま・り☆


『ココじゃないのッ!?』


喜びに満ち溢れる私。

と―――


「なんで嬉しそうなんだよッ!」


超不貞腐れる婁唯♪
初めて婁唯が不機嫌なとこみたー♪


『婁唯と一緒になんて住めるわけないでしょッ?』

「あいつ等とは住んでるくせに?」

『え?』


婁唯は親指で“3人”を指した。


『だって、執事じゃない?
一緒に居ても普通でしょ?』


なんで不機嫌なのか全然分かんないッ!
私が怒らせたみたいになってるんだけどッ!


「俺、隣に住むから。」



WHAT?



隣の家…?



『隣ぃ~~!?!?』



結局、隣…かよぉ~…
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