狼執事とお嬢様♡
―――…
楽しい時間があっという間に過ぎるって言うのは、誰も同じで。
私たちは終業式が終わって、帰り。
「穂乃歌ぁっ!
頑張ってねッ!?」
「そーそ♪
認めてもらいたいんでしょう??」
「大丈夫。
アンタならできるよ。」
3人がそう言って、背中を押してくれた。
『ありがとうっ!
皆にこんな応援されたら、認めてもらうしかないね♪』
って、
少しだけ涙目になりながら言ったんだ。
3人の親友の存在がどれだけ大きかったか…
このとき私は、改めて実感した。