狼執事とお嬢様♡
『っ……
支葵??どうしたの??』
離れた唇。
絡み合う視線。
「…好きだ。
お前のこと。すげぇ好き。」
『!?////』
突然の告白に、意味が分からなくなる。
支葵の口から飛び出す甘い言葉は、尚続いた。
「そうやってすぐ赤くなるところも。
感情が顔に出やすいとか。
すっげぇ素直なとことか。
純粋すぎるところとか。
全部、好きだ。」
『支葵??///
あ、あの、熱でもあるんじゃ…』
「ねぇよ。」
それだけ言って支葵はフッと笑った。
「すっげぇ好き。
だから…」
『・・??』
好き とか…言い過ぎ…
超照れる…!
顔赤いの自分でもわかるしっ…!
「穂乃歌…」