狼執事とお嬢様♡





玄関には、しっかりと正装をした2人がいた。




「穂乃歌…」

『?どうしたの、俊…』



俊は私を見て、少しだけ笑った。





瞬間――…








チュッ…






微かなリップ音。








『…!?
な、何したのっ!?』




何って…





そう言うと俊は続けて言った。





「穂乃歌にキス。かな」

『はぁ!?』





意味わかりませんからっ!

何で私俊にキスされてんの!?




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