狼執事とお嬢様♡
でも明日からは…
愛しい人との生活が始まる。
「穂乃歌、俺が幸せにする。
だから、俺以外の男になびくなよ?」
強引で、嫉妬深くて、人一倍独占欲が強くて…
『大丈夫っ!
支葵以外の人好きになんないもん♪』
だけど、いつだって支葵の優しさは私に向いてくれていて…
私の為にしてくれることが、いちいちうれしいんだよね…。
「ぉし。
んじゃー、とりあえず…。」
支葵はニッと笑うと、私にキスをした。
『なにっ!?』
「俊と海琉に、愛でも誓っとくか♪」
「「はぁ……」」
『支葵、待って…!』
俊と海琉は目をそらすなか、支葵は私を抱きしめる。
“好きだよ、永遠に…”
甘い言葉を、耳でささやき…
甘い、キスの雨を降らす…
“私も、大好き。
永遠に……”