狼執事とお嬢様♡
狼の気持ち!?
な…なにッ??
どうすればいいのか…分かんない……
こんなことされたことないんだもんっ!
『えっと…』
「……」
どうしましょぉ…
引き止めておいて喋らない俊。
ずっと合っている目――…
私はひたすら戸惑っていた。
「…ごめん。」
『えッ?』
突然の言葉にまた戸惑ってしまった。
「引き止めて、悪かったな…」
『ううんッ!大丈夫!』
ホントは大丈夫じゃなかったけどッ!
緊張しすぎて死ぬかと思った!
俊の目力ヤバイんだもんッ!
「あのさ…」