狼執事とお嬢様♡
穂乃歌はコクン。とあごを落とした。
…ったく、いちいち可愛いんだよ…。
こー言えば、分かるか?
「俺は穂乃歌以外の誰も要らない。」
ホント…お前だけがほしいよ?
執事にとって、反する行為だとしても…。
穂乃歌は俺を"執事”としか見てねぇから…
こんな事をしてでも…
俺を意識してほしかった…
最低な男かな?俺…
自分に呆れて、少し笑った…。
分かりやすいだろ?
と、言葉に混ぜて…。
『分かるよ…』